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日本とドイツの共通点。相違点?=比較することで日本人が見えてくる。 [戦争について]

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日本とドイツの共通点。相違点?=比較することで日本人が見えてくる。

コロナ感染爆発前から第二次大戦を勉強していた。「沖縄戦」取材。ドキュメンタリー映画を監督したが、沖縄戦を知るには太平洋戦争を知らなければならないことを痛感。昨年までの3年間勉強した。完成後、ヨーロッパ戦線も知ればまた別の側面が見えてくるのでは?と思え、今はそちらの勉強をしている。

日本の戦争映画を見ていると「私たちは被害者だ。多くの日本人が犠牲になった」というスタイルのものが多い。沖縄戦や広島、長崎の原爆投下だけ見るとそう思える。が、一方で日本人は加害者でもある。太平洋戦争というと日本VSアメリカと思いがち。でも、そもそもは大東亜戦争である。アジア侵略のためだ(当時は解放のためにと言ったが、アメリカもまた日本の暴挙を止めるために参戦したと主張している。視点が違うと見方が変わる)

そこでは多くの住民が犠牲になっている。日本は加害者でもある。だが、戦いに参加した日本兵は加害者と言えるのだが、被害者でもある。インパール作戦等の無謀な攻撃を指示され、勝つ見込みのない戦いに、十分な武器や食料なしで強いられた。上層部が加害者。現場の兵士を死に追いやったのと同じ。視点を変えることで、別の意味や構図が見えてくる。

そこで同盟国であったドイツはどうだったのか? 興味を持った。アメリカは住んでいたこともあり、そこそこ分かるが、ドイツは本当に馴染みがない。映画もアメリカ映画はかなり見ている。文化、風俗も語れるが、ドイツは? 映画は何本三鷹?「Uボート」「帰って来たヒトラー」あとは?

僕だけでなく多くの日本人がドイツという国を知らない。そのドイツ。ナチスと日本を比較することで見えてくるものもあるはずだ。まだ、勉強を始めたばかりだが、意外な共通点も見つけた。さらに研究したい。


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早田 快人

ドイツの作品では、第二次大戦敗戦間近、戦闘に駆り出された
ナチス少年兵たちを描いた「橋」が強烈な印象でした。

戦闘訓練も受けてない彼ら、足手まといになりそうだと、
前線には連れていかれず、戦闘の可能性の低い地元の橋を守る
ようにと命令されますが、そこに連合軍の戦車がやってきて・・・

少年兵たちが固唾を飲んで待つところへ「キュルキュル」と
キャタピラの音だけが延々と聞こえる下り、「プライベート・
ライアン」の同様のシーンはこれのオマージュだったのか!と。
他にも似たシーンがありました。

ヒロイズムはゼロで、徹底して悲劇としての戦争映画であり、
アメリカ映画とは全く異なる視点(ナチス兵士の人間像)に触れる
ことが出来る作品でした。

by 早田 快人 (2020-04-19 23:46) 

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