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マリー・アントワネットの有名な言葉を思い出す! マスク二枚=いつの時代も上流階級は同じ? [コロナウイルス]

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マリー・アントワネットの有名な言葉を思い出した?

18世紀のフランス。国民が飢えてパンも買えない状態の時、彼女は「パンが食べられないなら、お菓子を食べればいいのに」と言ったという。事実ではなく創作だとされているが、マリーアントワネットがどういう人であったか?がよく伝わる言葉だ。

「ベルサイユのばら」の時代。それも異国フランス。リアリティを持ちにくい。いくら高貴な立場の人とはいえ「パンがないから、お菓子」なんてバカなことを言うだろうか? と思っていたが、それに強烈なリアリティを与えてくれる日本人が現れた。

時は現代。日本はコロナ感染。自粛要請が出され、都内の多くの店は営業を休止。そのことで収入が断たれ経営者たちは大変な状態。従業員の給料。バイト料。家賃。光熱費。それらは払わねばならない。給与を払わないと、今度は従業員の生活が成り立たなくなる。会社員は感染が怖いからと通勤電車に乗らないと、給料がもらえない。

1ヶ月も続いたら、多くの店が潰れ、路頭に迷う人も出てくる。生活が困窮し、自殺者も出るだろう。そんな時に政府が国民のために考えたのが「お肉券」次が「お魚券」そして「マスク二枚」発案者は総理にこう言ったと言う「マスクが足りません。これで不安はパーと解消しますよ」だが、不安は怒りに変わり批判殺到。

次にやったのが「自宅で犬とくつろぐ総理の動画」配信。想像を絶していた。どう考えても、あの映像を国民に見せようとは思わない。怒りを買うだけだとなぜ気づかないか? と思った時にマリーアントワネットを思い出した。上流社会の人たちが国民の気持ちや状態が想像できないのは、あの国に限ったことではないと言うことだ。

現在の総理大臣が「お菓子を食べれば」発言以上のことをやって国民の気持ちを逆なでする。時代が変わっても高いところにいる人たちが愚かなのは変わらないと言うことか? あるいはフランスのあの方をぶっちぎる行為をしてしまう日本の総理が凄いのか? どちらかは分からないが、マリー・アントワネットのセリフは創作ではないように思えてしまう。



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早田 快人

現総理夫妻、現閣僚・・・18世紀のフランスなら
間違いなく「断頭台」送りですね。今は、民衆に憎まれても
議席を失うだけですむのは、彼らの大嫌いな基本的人権や
民主主義のおかげです。

独裁的な ”国王” であらんとするなら、その権力を失った時の
反動もそれなりに大きくなるのは、20世紀以降も同様・・・
かろうじて民主主義が機能しているうちに、彼らは政権から
立ち去るべきです。
by 早田 快人 (2020-05-04 10:50) 

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