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「過去を振り返らず、前向きに生きること!」は間違っている!?(終)ーだから日本は戦争が出来るようになった。 [MyOpinion]

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「過去を振り返らず、前向きに生きること!」は間違っている!?(終)
ーだから日本は戦争が出来るようになった。

先輩や友人だけではなく根本的に間違っている人が多い。「愚痴」と言う言葉を辞書で引けばこう書かれている。

「言っても仕方のないことをグダグダと言い続けること」

つまり「あの時、うまく言っていればなあ」「あいつのせいでダメになった」と言う恨みつらみや失望を語るのが愚痴である。原因を考え、次回に生かそうとするための反省や究明は愚痴ではない。そのように失敗を振り返ることを「愚痴」と決めつけ止める人が多い。

が、その日本人的習慣が酷い目に遭ったときにも発揮される。国民のためにならない法律が強行採決された。消費税がまた上がった時にも、文句を言わず従うのは愚痴を言っても仕方がない判断するからではないか?「愚痴を言わない」と言うのは支配者層に都合のいい表現なのだ。

話を戻す。だから僕は、よりよい映画を作るために、機会あるごとに過去に起きたトラブルを再分析し、反省し、同じ失敗を繰り返さないように反省する。そして次に活かす。そのことを学んだのはスピルバーグ監督からだ。

映画監督というのは傲慢な人が多く。自分は絶対に正しいと思い込んでいる。が、彼の映画を見ると以前の反省に立った演出がかなりある。完成後に問題点を分析して、「これはうまく行ってない。次はこうしよう!」とか考えていることが分かる。「1941」の失敗を「レイダース」で再挑戦。「レイダース」の失敗を「ET」で。同じ設定の中でチャレンジし、成功させている。

日本では「終わったことをいつまでも言っていても仕方ない。前に進もう!」というと、正しいと思われがち。だが、それは違う。何度でも反省して、問題点を把握することが大切。それをしないから日本という国自体が今、戦争と言う名の愚かな失敗を繰り返そうとしている。まさに「過去を振りからず前向きに進もう」としている。大事なのは反省と分析。過去の愚行は忘れないこと。前へ進むのは、それからなのだ。(了)(2014年の記事)


 「ドキュメンタリー沖縄戦」予告編=>https://youtu.be/sGFjWg0fo00

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