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山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」ドラマ版を見ている。 [映画&ドラマ感想]

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山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」ドラマ版を見ている。

高校時代に田宮二郎主演の「白い巨塔」を観ていたこともあり、大学時代に山崎豊子の長編小説を続けて読んだ。「白い巨塔」(「ドクターX」はこれからヒントを得ている?)「華麗なる一族」「二つの祖国」(大河ドラマ「山河燃ゆ」の原作)「不毛地帯」(映画にもドラマにもなった)特に最後の2つは魂が揺さぶられる物語。「二つの」を読み終えて、物語で登場する日系人の収容所跡を見にアメリカのマンザナールを訪れたこともある。

その後、時間がなく新刊となった「沈まぬ太陽」は渡辺謙主演の映画は観たが原作は読んでいない。2005年から読もう読もうと思いながら14年経っても時間がなく読めずにいる。山崎豊子の小説は読み出すと止まらず仕事ができなくなるので、よほど時間がないと読めない。そして「沈まぬ」のクライマックスはあの日航123便墜落事件がクライマックスとなるので期待大。

そう思っていたらNetflixでドラマ版を見つけた。WOWOWが製作したもの。とりあえず、これを見よう。第2回目まで観たが、毎回、泣きそうになる。山崎作品は見ていて読んでいて、本当に理不尽で耐え難い状況に主人公が追いやられる。「二つの祖国」の天羽賢治も、「不毛地帯」の壱岐正も。それでも彼らは信念を曲げずに戦い続ける。

そして物語は完全なフィクションではなく、ほとんどが実在のモデルがいて、実際にあった話をベースにしている。それだけで物凄いリアリティがあり、想像では考えつかない厳しい展開をする。「沈まぬ」のモデルは日本航空。そこで働いていた実在の社員と聞く。労働組合の委員長となり3000人の社員のために会社と対立したために、会社側から卑劣な仕打ちを受ける主人公(上川隆也が好演)。果たして第3話は?(Netflixで配信中)


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