ドラマ「沈まぬ太陽」第2部(御巣鷹山編)を見始める。悲劇を伝える義務。その意味。 [映画&ドラマ感想]
ドラマ「沈まぬ太陽」第2部(御巣鷹山編)を見始める。悲劇を伝える義務。その意味。
この春に日航123便墜落事件の本を何冊も読んだばかりだが、その事故がこのドラマの第2部で描かれている。もう、第1話冒頭から涙が止まらない。(Netflixで配信中)ノンフィクションの事故記録を読んでも胸が締め付けられたが、それをドラマでやられると本当に耐えられない。524人も犠牲者。小学生の子供。幼い子供を抱えた出張中の父親、家族、何の罪もない人たちが事故死している。
もう、主人公の恩地元(上川隆也)の物語ではなくなり、一大悲劇が延々と描かれる。悲し過ぎる。しかし、なぜ、その悲しみが起こったのか? なぜ、そんなことになったのか?を伝えるのが生きている人たちの使命だと思える。犠牲者の父親が書いた本。元CAの女性が書いたノンフィクション。そして、山崎豊子の小説。
報道やニュースはやがて忘れ去られる。再放送はない。だから、ドラマや映画が大事なのだ。その意味で「ドキュメンタリー沖縄戦」も同じ使命を持っている。あの戦争では何があったのか?どれほど酷い戦闘であったのか? 今回はそれを記録することができた。これは原発事故や123便墜落事件と同様に多くの人に伝える義務がある作品だと思える。
秋には沖縄で完成披露試写会が準備されているので、まずは沖縄の方々に見て頂きたい。「沈まぬ太陽」を見て、その重大な使命を改めて感じている。
特報=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI
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