SSブログ

「右だ、左だ」と分けたがる人は「考える力」が弱い? レッテル貼りに隠された国民誘導テクニックにダマされるな! [MyOpinion]

IMG_4148.JPG

「右だ、左だ」と分けたがる人は「考える力」が弱い? レッテル貼りに隠された国民誘導テクニックにダマされるな!

「あいつは左翼なんだよ」

というサラリーマンの友人がいたので、厳しく注意した。彼は真面目な40代。政治活動をしているとかではないのだが、会社の馬鹿な連中がその表現をするので影響を受けたようだ。前にも記事にしたが、右だ。左だ。共産主義だ。ポピュリズムだと、なぜ、古い価値観で分ける必要があるのか? それだけでズレている。

「山本太郎は左派ポピュリズム」という記事を書いた元新聞記者もいたが、内容は的外れ、その種のカテゴリー分けをする人は時代について行けていないことが多い。「左」「右」だけでなく、

「あいつは中卒」「あいつは一流大学」

「彼は外資系」「あの人はブルーカラー」

とすぐにカテゴリー分け(?)する人もいる。正確にいうとレッテルを貼る人も多い。そのことで人の価値や方向性を決めようとするのだ。「あの人は左らしい。だったら官邸前のデモ行ったりしてんだろうなあ。関わると煩いから距離を置こう」とか「あの人は外資系。英語もできて優秀なのよ」とか、レッテルを貼ることで理解しようとする。

そんなタイプは往々にして分析する能力がなく、自分の尺度を持たず、相手を適正に評価する力がないので、カテゴリー分けしてレッテルを貼ることでしか理解できないのだ。そのレッテルがあることで、あれこれ考えるのが苦手は人は、ステレオタイプを想像。分かった気になれる。

戦中戦後に言われた「アカ」というもある。共産主義者のことだ。ソ連の社会主義が世界を脅かしていた頃に、日本でも何か普通でないと「あの人はアカだ」と差別し、距離を置いた。同じ部類では「非国民」もある。戦争に疑問を持つと「お前は非国民だ」と近所からも阻害された。

そんなレッテルを貼ることは、支配する側。差別を助長する人たちには都合がいい。それが事実でなくても「非国民」というレッテルを貼れば、周りの人たちが放っておいても差別し、批判し、リンチまがいなことをして粛清してくれる。支配者には本当に便利。かなり昔だが子供時代に「ガンダム」をテレビで見ていると、父を訪ねて来ていた年配の人。ある業界でかなりな立場の方がこう聞いて来た。

「どれがガンダム? どっちが良い者で、どっちが悪いやつなの?」

僕は10代だったが「大人って馬鹿だなあ」と感じた。「ガンダム」世界に正義や悪はない。アニメは当時から進んでいた。「右」だ「左」だいう人は、それを思い出させる。

ただ、そんなレッテル貼りに乗せられる人も多い。「考える力が」ない人には理解しやすいから。あの総理は「レッテル貼りはやめてください」と言いながら自身が一番レッテル貼りをしている。差別主義者、市民を誘導したい人たちはレッテルをよく利用する。乗せられてはいけない。その手の言葉を使う人がいたら注意してほしい。



69719670_2961544217253196_7723125220034215936_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。