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「自分さえ良ければいいの!」という言葉の問題=意外に好評の訳。「これからは自分ファースト」の時代? [MyOpinion]

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「自分さえ良ければいいの!」という言葉の問題=意外に好評の訳。「これからは自分ファースト」の時代?

意外だった。先の記事がとても評判。日本では「自分が犠牲になっても他人のために」というのが美しいという価値観がある。その類語が「自分さえ良ければいいの」だ。「自分がいいだけ」はセルフィッシュであり、自己中ということ。他人が困っていても平気。人でなし!という意味。確かに他人のために何かをする。ということは美しいことではある。

が、今は特に庶民を利用する手段として使われている気がする。先の記事で紹介した国民年金のCMでも、人気タレントが正義を振りかざしたように、年金を払わないという若者に「自分さえ良ければいいの!」と注意する。その結果が年金生活者は支えているが、それを払っている世代は「老後までに2000万円貯めろ!」と言われる。

「自分さえ良ければいいの」と言われて、他人のために頑張ったら、後でバカを見たという構図になってしまう。「それでもお年寄りのために役立てばいいんだよ」とヒーローものなら、カッコよく去っていくのだろうが、年金を払っている若い人たちはどうすればいいのか? 税金を貧しい国にばらまく総理がいる。国自体がもう後進国なのに、何勘違いしているの?という感じだ。あれも「自分さえ良ければいいのか?」という発想で弁護するのか?

ばら撒く金を国内で使えばどれだけ多くの人が助かるか? さらに国が国に金を出すというのは、担当した政治家がキックバックを受けるのが常識。また、消費税も「福祉に使います」と言いながら、ほとんどは金持ち企業の減税分の穴埋めに使われた。これも「自分さえ良ければいいのか? 老人や困った人のための消費税だ」と思って払ったものだ。

要は「自分さえ良ければいいのか?」と言う人は相手に罪の意識を感じさせて、犠牲を強いる。自分は何もせず、裏で儲けるだけ。支配者(政治家、社長、上司、等)が下の立場の者に犠牲を強いるときに使う都合のいい言葉ということだ。先にも書いたが「文句を言うな」「人のせいにするな」「努力が足りない」も同義語。相手に罪の意識を持たせて反論させないための言葉。これで戦争になり「行きたくない!」というと「自分さえ良ければいいのか!この非国民」と言われるようになるだろう。

そう考えるとトランプの「アメリカファースト」は正解。「今後、アメリカは他国に干渉せず。自分たちのことを一番に考えてやっていく」と言うようなこと。干渉というのは戦争だ。だから、世界の警察も辞める。戦争をしなければ自国のことに専念できる。同じ発想でいけば会社のためと、土日も働いたり、それこそ「福祉のため」と消費税値上げに納得する必要はないのだ。それは利用されていると言うこと。美しい行為ではない。「自分ファースト」「家族ファースト」がこれからの価値観だと思える。


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