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「時代が変わる」と感じる時がある。 [2019]

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「時代が変わる」と感じる時がある。

1980年に高校卒業。映画の勉強をすべく横浜に住み始めた。当時はルーカス&スピルバーグ映画が大進撃始めた頃で、その年は「帝国の逆襲」と「1941」さらにコッポラの「地獄の黙示録」が公開された年。

音楽で言えば大瀧詠一の「ロングバケーション」が発売。松田聖子がデビュー。ブルース・スプリングスティーンの大ヒットアルバム「ザ・リバー」もこの年。僕が8ミリフィルムで映画を初めて作ったのもこの年だった。あ、「ヒポクラテスたち」「狂い咲き!サンダーロード」も同年だ。

次に「時代が変わる」と思ったのは1985年。日本でこのまま映画の勉強を続けてもプラスにならないと感じ。この年からアメリカ留学。5年間住んだ横浜を後にする。やはり音楽も新しい波。プリンス、シンディローパー、前年からマイケル・ジャクソンの「スリラー」が大ヒット。そしてスプリングスティーンは「ボーンインザUSA」をリリースする。映画は「ターミネーター」「グレムリン」「コクーン」「バック・トウ・ザ・フューチャー」とSFX全盛。

僕は日本におらず後で知ったが、おニャン子クラブが登場。アイドルも聖子、明菜から次世代へ。南野陽子、中山美穂、斉藤由貴。「Drスランプ」と「うる星やつら」が終了。「ドラゴンボール」と「めぞん一刻」の放送がスタート。

次が1989年。僕の監督作「明日にかける橋」の舞台となった年。映画では「「バック・トウ・ザ・フューチャー2」「ブラックレイン」「リーサルウエポン」「バットマン」とハリウッドもネタ切れか? シリーズ物。アメコミ。日本がらみの作品が増えて行く。日本ではバンドブーム。歌謡曲からJPOPへの支持が移る。プリンセス・プリンセス。渡辺美里、爆風スランプ、尾崎豊、永井真理子ら。歌謡曲では森高千里、ウインクが頑張る。そしてこの年がバブル最盛期。

1990年に帰国を決意。1991年に帰国。日本での活動を開始。と言ってもアルバイトを始め、シナリオを書くと言う地味な活動だ。映画監督を目指しての長い道のりが始まる。考えてみると、だいたい5年ごとに「時代は変わる」と感じ。カルチャーも変化している。偶然かもしれないが、僕も人生もこの頃は5年ことに展開がある。しかし、この後、予想を超える長い長い月日を戦わねば監督業の道に繋がらないこと。この時点ではまだ知らなかった。それはまた次回。


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