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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ =自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(後編) [MyOpinion]

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選挙に行かない人たちの思考回路はこうだ
=自民を嫌っているのに結果、政権を支えている?(後編)

選挙に行かないで、棄権する人の多くがこう考えている。

「自民は嫌いだ。でも、俺が野党に投票しても結局、自民が勝つんだ。投票しても無駄。何より投票したい党がない。だから、行かない!」

だが、この考え方には間違いがある。「自民は嫌い」と思っている。「自民に政権を取らせてはいけない」と考える。ならば「どうすれば自民を止めることができるか?」を考えるべきなのだ。なのに「俺1人が投票しても結局、自民が勝つ」と結論付けてしまう。そこで思考がストップしている。

ここには2つの背景がある。一つは「どうせ自民が勝つ」というキャンペーンが存在する。選挙前に「選挙予測 自民圧勝」とかマスコミが流すニュース。それを見れば投票する気が無くなる。諦めムードの演出があちこちで流される。それに乗せられてしまう。二つ目は「考える力」の欠如。

投票したい党がないなら、自民が嫌なら、自民に勝てそうな、迫りそうな政党をネット等で情報を探し、そこに投票する。そのことで自民以外の党が議席を取る。自民が議席を減らすという展開が望める。それを考えず、「どうせ自民が勝つ」「投票しても無駄」と安易な結論を出して、棄権。その棄権が自民にはどれほどありがたいことか? 考えない。固定票を持つ政党の場合。棄権する人が多いほど都合がいい。

簡単に言えば、いつも棄権する50%の内。半分以下の20%が棄権せずに、ある野党に投票する。その党はいつも5%の投票しかない。そこに20%をプラス。25%。自民は20%。打ち負かすことができる。政権交代だ。つまり、いつも棄権している人たちが、好きでない党でも、勝てそうな党に投票すれば自民政権を終わらせることが簡単にできるのだ。

それを「俺が投票しても」「投票したい党がない」という安易な結論で動かない人がゴマンといることで自民は毎回勝利している。自民が多くに支持されて勝利するのではない。自民を止めようとする人が少ないから、勝ってしまうだけ。

その背景にあるのが「やる気をなくす」キャンペーンに騙される。安易な結論を出し、あれこれ方法を考えようとしない。そんな人たちが結果、自民政権を支えている。では、なぜ、彼ら彼女らはそんな安易な発想をするのか?「考える力」が欠如しているのか? 次回はそれを考える。


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コメント 1

緒方 益人

こんばんは。

いつもツイート読んでいます。

本当にその通りだと思います。

無関心、面倒くさい、邪魔くさい、

そんな日本人ばかりになってしまい、

自民党はやりたい放題。。。

欧米のロイヤルの使いっ走りの自民党は

自分たちが国を切り売りしている事に

まったく気付いていない。

本当に日本が売られて、

消えていくのを止めたい。

私も監督と同じ考えです。

頑張りましょう!!!
by 緒方 益人 (2019-04-29 00:22) 

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